【元転職エージェントが語る】私の転職失敗経験をと成功するための転職思考法

私は自分自身、転職を5回して、またこれまで転職エージェントにて、転職マーケットに12年ほど携わってきました。そもそも私が転職エージェントをはじめたきっかけは自分の転職失敗にあります。なので、すべての人に転職ということがどういうことなのか転職を必ず成功させて欲しいという強い思いから以下の内容にそって、書きました。

 




今すぐに転職を考えていない人でも就職活動をしている人でも新たに新卒として入社する方もこれからの時代は新卒1社を勤め上げるということはないと思いますので、ぜひたくさんの方にお読み頂きたい内容です。

1.私の転職失敗経験

私は、新卒で旅行代理店の近畿日本ツーリストに入社しました。就職氷河期と呼ばれる時代でしたので、50社受けて、内定をもらえたところがここだけでした。特に旅行が好きだったわけでないですが、営業希望で営業ができることと業界の華やかな印象そして、海外旅行に添乗員としてついていくことができるからというところから決めました。(もっと受ければ他にも選択肢はあったかもしれませんが、もう疲れてきたということもありました 笑)しかし、配属されたのが、営業ではなく、国内旅行のよく新聞チラシとかに入っているバスツアーの企画部署でした。営業ではなかったですが、いわゆる広告を使っていかに集客をしていくかというマーケティング経験を積み、順調にキャリアを積んでいきます。
しかし、3年目くらいの頃でしょうか。ちょうど世の中が第二新卒ブーム(未経験で転職できる、今となっては当たり前の言葉ですが)がきていて、同期が50人くらいいましたが、約半分ほどが外資系企業や製薬のMR、広告代理店などに転職していきました。旅行会社は華やかな業界である一方で、給与はとても安く、年収は3年目でも300万円程度でした。なので、転職したら年収が倍になったという人もいて、4年目に入った頃に、「よし!転職しよう」と思って転職活動をはじめました。
そして、いざ転職活動をはじめますが、選ぶ基準は、「年収アップ」職種は営業もしくはスポーツに関わる(野球を大学までやっていたため)これだけです。めちゃくちゃ安易です 笑。父親が製薬のMRをしていたこともあり、製薬のMRとスポーツ関連の会社をリクナビNEXTで掲載されている求人を見て、エントリーしました。企画部署だった私は日中外出できないため、面接に行けるのが、夜の時間帯だけだったので、そんなにたくさん受けることができませんでした。MRは3社ほど受けて落ちました。当然なのですが、志望理由が全く明確ではありません。父親がしていた仕事であることと営業をやりたいということしかありませんでした。やっぱり転職は難しいかなと思っていた時に、ある求人が目に飛び込んできます。

「未経験歓迎!経営を学べるスポーツパーソナルトレーナー」

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求人詳細によると、ここのジムは、著名人やスポーツ選手、経営者の方々がたくさん通っているジムで、そのパーソナルトレーナーをやりながら、そいういう方々と繋がりが持て、そこからビジネスをすることができるというものでした。よし、きたぁぁぁ!これしかない!!!と思い、エントリーして、面接も受け、とんとん拍子で内定をもらうことができました。一応、年収も多少UP、経営者と話せるならそこで営業力もつくだろうとこれまた楽観的に考えて、即決しました。親には一応報告し、少し反対はされましたが、基本的にやりたいことをやればいいという感じなので、問題はありませんでした。

そして、退職についてはかなり引き留められましたが、自分の意志を貫き、入社をしました。が、しかし…その環境は求人掲載されていた内容とは雲泥の差でした。そもそも月の休みは4日、勤務時間は7時~23時、おまけに体重を10キロ増やすという謎のミッション、経営者のパーソナルトレーナーになど到底なれない、色々ブラックでした 笑。
わずか3週間で退職。自分が甘かった。だけどあまりにも良く求人を書きすぎじゃないか。憤りさえ感じました。

私は次の転職活動の時に、転職エージェントの存在があり、転職って相談できるということをたまたま知りました。そして、自分と同じような転職を失敗して欲しくないという思いがとても強く、リクルートエージェント(現リクルートキャリア)に入社することになり、そこから転職エージェントのキャリアをスタートしました。私の経験からのこだわりとして、良い情報だけでなく、悪い情報があるのであればそれは包み隠さずに伝えるということを大事にしていて、それだけは昔も今も変わりません。

 

2.転職を考えたら、まずすべきこと

さて、私の話はこれくらいにして、転職を考えたらまずは何をすべきかということをお伝えします。
一番大事なポイントは、『自分は将来何をしたいのか』ということを考えるということです。目先のことだけを考えて転職活動をすると失敗します。僕みたいに 笑。
では『自分は将来何をしたいのか』具体的にしていくためには何をしたら良いか。まずほとんどの人ができていないことが自分は何者なのかということを理解していないことです。そこで以下のようなモチベーショングラフを作成してみましょう。

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◆自分はどんな時にプラスに気持ちが動いたのか
◆自分はどんな時にマイナスに気持ちが動いたのか
◆人生においてのターニングポイントはどこだったのか
◆ターニングポイントの時の判断軸は何だったのか
◆人生最大の挫折経験は何か、それをどう乗り越えたのか【成功体験】
これらを幼少期~現在までを振り返りましょう。

次にリクルートで使っているWillCanMustシートというものがあります。
Will:1年後どうなっていたいか、2~3年後どうなっていたいか
Can:活かしたい強み、克服したい課題
Must:具体的な目標設定

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【活かしたい強みと克服したい課題の例】
リクルートでは4つのスタンス、6つのスキルというものが共通化されています。※これはあくまで例です。

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基本的にどんな仕事・職業においてもこの「見立てる」「仕立てる」「動かす」スキルが重要であるということです。
見立てるというところでは、客観的もしくは全体感を捉えることが得意な人もいれば、数字や事実の分析から本質的な問題にたどり着くことが得意な人もいるということです。
仕立てるというところでは、目標達成のために目標設定の仕方や戦略を考えることが得意な人もいれば、決めた目標に対してアクションを愚直に起こしていることが得意な人もいるということです。
動かすというところでは、いわゆる旗を立てて、ビジョンを語りながら方向性を示していくリーダーシップ型が得意な人もいれば、傾聴力があり、みんなの意見をまとめながら引っ張っていくフォロワーシップ型が得意な人もいるということです。

これらは得意不得意はあると思うので、目指すWillを実現するために、自分の強みを活かすとしたらどこか、克服すべき課題はどこかということで認識するということがとても大切です。ここでアドバイスですが、日本人や会社はよく弱みというところに目がいきがちですが、私として強みの方に注目し、その強みを最大限活かしていくことをお薦めします。そして、これらができれば人生のストーリーができるので、面接準備および対策にもなりますので、めんどくさがらずにぜひやってみてください。

【わたしの例】
◆私の人生における判断軸
「同じ志を持った仲間と共に、自分が成長でき、世の中のためになっているもしくは自分が介在する価値を感じられること」
◆1年後のWill
パラレルキャリア(これまでの経験を活かせる仕事と新たにチャレンジするもしくはこれまで経験したことがない仕事を両立させる)を実行しながら、複数からの収入を得ることでリスク分散をし、働き方の多様化を自分自身が体現しながら、それを発信している状態を作る。
◆2~3年後のWill
いつでもどんな場所でも誰とでも働ける状態を作り上げ、自由な環境で自分がやりたいことだけをやれている状態。
◆活かしたい強みと克服したい課題(どちらか一つで良い)
仕立てる力(特に筋の良い仮説を立てる力)を活かして、立てた目標をどのように達成していけばよいのかということを具体的なアクションまで落とし込むことができることが強みなので、それを活かして自分の1年後のWillを確実に達成させることができる。
◆Must(具体的な目標)
・これまでの経験を最大限に活かせることができ、縛られない自由な働き方ができる環境を獲得すること
・新たなチャレンジとして、ITスタートアップの会社に複業として関わり、ITやWEBについての知見を得る
・個としての影響力を高めるためにSNSなどを活用し、フォロワーを集める

こんな感じで私は考えています。参考になれば嬉しいです。

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