リクルートで身につく「6つのスキル・4つのスタンス」元リクルートマネジャーが徹底解説!

リクルートグループは、人材輩出企業であると同時に成長を期待する会社です。




その裏側を元リクルートでマネジャー経験者が説明させて頂きます。

まず、リクルートグループは基本的に「仕事に対するスタンス」を徹底的に身につけさせられます。

同時に「6つのスキル」と呼ばれるリクルート社員必須のスキルも共通言語化されています

リクルートに入社して一番良かったと思うことにこれらスキルとスタンスが身についたことって答える人ですね。また、自分はどのスキルが身についていて、どのスキルが身についていないのかをマネージャーと面談したりもします。
いわゆるWill・Can・Must面談です。
Will:1年後どうなっていたいか、2~3年後どうなっていたいか
Can:活かしたい強み、克服したい課題
Must:具体的な目標設定

 

この面談を3ヶ月に一度必ずやります。このことを通じて、以下のことがわかります。自分はどうしたいのか、そのために何をやるのか、それをすることでどんな力がつくのかということを認識することできます!

 

この記事では、リクルートで徹底的に叩き込まれる4つのスタンスと、ビジネスマンなら誰もが身につけておくべき6つのスキルを紹介します。

 

 

こんな人におすすめです!

社会人必須のスタンスとスキルについて知りたい人

もっと仕事を通じて成長したいと感じている人

リクルートが「人材輩出会社」と呼ばれる理由に興味がある人  

リクルート学んだ身につけるべき4つのスタンス

圧倒的な当事者意識
考え抜く・やり抜く姿勢
広く・深く学び続ける姿勢
チームとして協働を追求する姿勢

 

具体的に一つずつ解説していきます。

圧倒的な当事者意識

圧倒的な当事者意識」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

社内ではATI(圧倒的当事者意識の頭文字を取ったもの)と呼ばれ、全社員に浸透している概念です。

当事者意識とは、物事を「自分ごと」として捉える意識のことです。

リクルートでは、新卒であれ、中途であれ、入社したばかりで事業構造もサービスも全くわからない時期から全ての業務に対して当事者意識を持つように促されます。つまり、教えてくれるものではなく、聞きたいなら自分で動けということですね。

企業理念の一つに「個の尊重」を掲げるリクルートだからこそ、新入社員の段階から何事も自分で考えて行動することが奨励されるのです。

常に目の前のことを自分ごととして捉え、自分の頭で考える経験を当たり前の習慣として身につけることで、元リクと呼ばれるリクルート卒業生は起業や転職でも重宝されているのでしょう。

どんな仕事に対しても「自分はどうしたいのか」を考えることで、どんな業務でも成長につながるようになります。

特に仕事を与えられることが多い1年目や若手社員にとって、「圧倒的な当事者意識」による成長の差は大きいはずです。

圧倒的な当事者意識とは

・目の前の仕事を「自分ごと」として捉える意識

・リクルートでは、「お前はどうしたいの?」と問われ続けることで醸成されていく

考え抜く・やり抜く姿勢

考え抜く・やり抜く姿勢とは言ってみれば「目標達成するために必要なこと」です。

リクルートではたとえ困難なことにぶち当たっても諦めずに考え抜き、やり抜く姿勢を求められています。

入社直後から、「諦めることを癖にしないように全ての仕事をやり抜け」とマネジャーにはしつこく言われ続けましたし、マネジャーになってからもそれをメンバーに求め続けました。

社会の「不」や難易度の高い「課題」を解決しようとするリクルートにこの「考え抜く・やり抜く姿勢」姿勢は必須なのです。

考え抜く・やり抜く姿勢とは?

・どんな困難にぶち当たっても諦めずに挑戦し続ける姿勢

・失敗してもはOK!自分の頭で考えて、自ら行動していくことが大事である

 

広く・深く学び続ける姿勢

広く・深く学び続ける姿勢は、「情報収集力」のことです。

リクルートに入社した直後から、全員の成長意欲が高いことに驚きます。それはそういう人を採用しているからですね。

時代の変化スピードが早く、情報が溢れる中で、何が正解かもわからない中で、必要なことは常にアンテナをはること(広く)、なぜようなっているのかを理解すること(深く)がとても必要です。

なので、常に学び続けることができる人でなければ、これからの時代ではやっていけないのでしょう。

広く・深く学び続ける姿勢とは?
・常に広く情報収集をするためにアンテナをはること
・なぜ?を追求すること。物事の構造を理解するようにすること

チームとして協働を追求する姿勢

「チームとして協働を追求する姿勢」とはそのままですが「協働性」のことです。

個のリクルートと呼ばれることと相反するのではないかということを思われるかもしれませんが、協働性とはまさに周囲を巻き込む力とも言い換えることができます。

周囲を巻き込むことができなければ、大きなことを成し遂げることはできません。

リクルートでも、周りを巻き込むことのできる人が活躍しています。

イメージしやすい場面でいうと、商品企画をしている人がもっともクライアントに近い営業を巻き込んで一緒に商品を作ったりすることです。

リクルートで人を巻き込んでいる人の特徴としては、Will(意志)を周囲に伝えていることです。

「業界構造を変えたい」「就職できない人を救いたい」など、壮大なビジョンを語り、口だけでなく行動している人が共感を集め、協働してくれる人が現れるのです。

チームとして協働を追求する姿勢?

人を巻き込む力

Will(意志)を発信し続けることで共感者が協働してくれる

 




 

 

リクルートで身につけるべき6つのスキル

6つのスキル

リクルートが全社員に求めるスキルは以下の6つです。

構造で捉え俯瞰して見る力

分析的に捉え問題を特定する力

筋の良い仮説を立てる力

プロセスを作り込む力

ビジョンを打ち出す力

人を理解し統率する力

上から2つずつ、「見立てる」「仕立てる」「動かす」スキルともグルーピングされています
具体的に6つのスキルを一つずつ解説していきます。

構造で捉え俯瞰して見る力(見立てる)

「構造で捉え俯瞰して見る力」とは、いわゆる「客観的もしくは全体感を捉えること」です。

簡単にいえば、物事を具体的な事実から抽象的に捉え、全体感、客観的に見ることができる力です。その力があれば、より高い広い視点で物事を見ることができます。

物事を俯瞰して全体を捉え、その全体を構造化する能力というのは特にマネジメントや大手アカウント営業などをする上では必須のスキルです。

構造で捉え俯瞰して見る力とは?
・客観的に全体感を捉えるために抽象度を高めること
・抽象度を高めることができれば、より高い広い視点で物事をみることができる

分析的に捉え問題を特定する力(見立てる)

「分析的に捉え問題を特定する力」とは、いわゆる「本質的な問題に辿り着く力」です。

簡単に言えば、物事の本質を、現象の裏側にひそむ「構造」と「因果」として捉える能力のことを指します。数字を分析することもそうですが、常に「常識を疑う」視点と、その数字から何が言えるのかということがとても大事です。ビジネスでは、本質を捉えることができず、間違った課題設定をしてしまったがために全てが水の泡になることが頻繁にあるでしょう。

リクルートでは、「何が本質的な課題なのか」の設定に多くの時間を割き、グレードが上がれば上がるほどその設定の難易度が上がり、力がつくと感じました。

分析的に捉え問題を特定する力とは?
本質的な問題に辿り着く力
・現象の裏にある構造と因果を適切に捉え、最適なイシューを設定できる能力

筋の良い仮説を立てる力(仕立てる)

「筋の良い仮説を立てる力」とは、「問題解決の仮説を立てる力」のことです。

事実がわからない、情報の少ない状況でも、どこに(WHERE)なぜ(WHY)どんな(WHAT)ことがあってどのように(HOW)問題解決するのかという筋道を立てるこの思考プロセスはビジネスでは非常に重要です。

一旦、仮説を設定することで、やるべきこと明確になり、効率よく問題解決を進めていくことが出来ると同時に、たとえその仮説が間違っていたとしても、すぐに修正をすれば良いだけです。

仮説→検証のサイクルを数多く回した方が圧倒的に効率よくゴールにたどり着きますよね

リクルートではこの考え方で物事を考えることは当たり前で、いかに少ない情報から筋の良い仮説を立てることができるかが求められます

筋の良い仮説を立てる力とは?

・少ないデータや情報からそれらしい仮説を立てるための能力

・仮説を設定することで、まずはアクションをお越し、仮説→検証のサイクルを回すこと

プロセスを作り込む力(仕立てる)

 

プロセスを作り込む力は、ゴールに向かって描く道筋を詳細に作り込むことができる能力のことです。

決めた目標を達成するために、どのような手段があって、その中で何を選択すればよいのか、選択したことを確実に遂行するためにどのように優先順位を立てるのか、いつまでに何をどのようにするのかを明確にしていくことです。

リクルートでは、グレードが上がれば上がるほど自分で手を動かすことは少なくなるため、特にマネジメントに求められることは、誰が見てもゴールへの道筋が見えるプロセスを作り込む能力というのは必要なのです。

プロセスを作り込む力とは?

ゴールへの道筋を詳細に描く能力

・確実にそれを実行するために、誰が見てもわかるように具体的に明確にしていくこと

ビジョンを打ち出す力(動かす)

「ビジョンを打ち出す力」とは、何をするのか、なぜするのかを自分の言葉で示す能力のことです。

どの山に登ろうとしているかが明確になっていなかったり、登ろうとしている山の高さが示されていない場合、なぜその山に登ろうしているのかをしているのかがわからないと人はついてきません。

また、特にミドルマネジメントであるマネジャーは会社のビジョンをそのまま下ろすだけではメンバーは納得しません。それを自分が深く理解して、自分の解釈に落とし込み、かつそれを言葉にするということが求められます。

なので、特にマネジャー以上のレイヤーにいる人にとって「ビジョンを打ち出す力」は必要不可欠なスキルでしょう。

ビジョンを打ち出す力とは?

目指すところをはっきりさせる能力

・自分のチームや組織の向くべき方向を自分の言葉で語れる能力

人を理解し統率する力(動かす)

 

「人を理解し統率する力」とは、リーダーシップのことです。

目標達成に向かって組織やチームのメンバーをひとつにまとめて率いる力のことを指し、リーダー層に必須のスキルでしょう。

リクルートのリーダーには、「人を理解する」能力が非常に求められます。

リクルートにいる社員の多くは、Will(意志)が非常に強く本来であればマネジメントしづらい人材ばかりです。しかしこのWillの強い人々が多く揃っていることがリクルートの強みでもあり、彼らのWillと組織としてやらなければいけないMustをうまく合わせることが必要になります。

そこからマネージャーはそのメンバーに対してミッションを与えるのですが、このミッションがメンバーのWillと会社のMustを揃えたものにしなければいけないのです。

そのために人を理解する能力は必須です。その人を理解するというのは上辺だけのものではありません。生い立ち(過去)、今の実力(現在地)、将来どうなりたいか(未来)を理解した上で、目指すべき方向にメンバーを率いることができる能力が求められているのです。

人を理解し統率する力とは?

・目標達成に向かって組織やチームのメンバーをひとつにまとめて率いる力

・メンバーの過去、現在、未来まで深く理解すること

 

 

リクルート社員の持つ6つのスキル・4つのスタンスまとめ

圧倒的当事者意識など「6つのスキル・4つのスタンス」

リクルートで徹底的に叩き込まれる4つのスタンスは以下です。

・圧倒的な当事者意識

・考え抜く・やり抜く姿勢

・広く・深く学び続ける姿勢

・チームとして協働を追求する姿勢

リクルートが全社員に求めるスキルは6つのスキルを次の通りです。

  • 構造で捉え俯瞰して見る力
  • 分析的に捉え問題を特定する力
  • 筋の良い仮説を立てる力
  • プロセスを作り込む力
  • ビジョンを打ち出す力
  • 人を理解し統率する力

リクルートだけでなく、ビジネスマンには必須のスキルやスタンスばかりだと思います。

スタンスについてまとめると、全ての仕事を自分ごととして捉え、必要なことは自分で学び、周りを巻き込みながら最後までやり抜く力です。

スタンスを早めに身につけることで、どんな環境に入っても成長できる人材になります。

また、スキルについてまとめると、何をどのようにすすめていくのかを科学的に失敗する確率を下げるために必要なものばかりでしょう。

自分はどの能力が強くて、どの能力が弱いのかを客観的に考えてみて、ぜひこれからの仕事に活かしていってみてください。

ぜひみなさんも普段の仕事から「6つのスキル・4つのスタンス」を意識をしてみてください。

 

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