【必見】転職エージェントでは教えてくれない人事担当の目に留まる職務経歴書の書き方

転職エージェントでは教えてくれない人事担当の目に留まる職務経歴書の書き方
どうも、りくぱぱです。
今回は、一般的な職務経歴書の書き方は、ネット上に溢れるほどありますが、これまで何万件も職務経歴書を見てきた経験から、転職エージェントでは教えてくれない人事担当の目に留まる職務経歴書の書き方について解説します。
特に「売り手市場」で転職希望者が有利な状況においては、あまり必要ないかもしれないが、不況期など「買い手市場」になった際には、採用する企業側の職務経歴書の見方は非常に厳しくなるため、その時に備えてこの記事を読んで頂きたい。




まず前提として、『転職活動=営業』であるということです。自分という商品を受ける求人(採用する側)に売り込むということです。もちろん、自分の転職理由を払拭できる先を選ぶ、自分が入りたい会社なのかを見極めるということもあるのですが、それは最終的に判断すればいいことなので、『自分があなたの会社に入ったらこんなメリットがある』ということが大事です。

 

ただ、自分を売り込むといってもそれが自分よがりではいけない、自己満足になってはいけないということです。どういうことかというと、必ず求人(採用する側)のニーズ(相手が求めていること)があるということです。そのニーズによって、こちらがアピールをする点も変えなければいけないということです。

 

そして、『転職活動=営業』という観点でいうと、『職務経歴書=提案資料』であるということです。この提案資料が相手のニーズを満たすものでなければ、『面接=実際の提案の場』に行くことはできないのです。転職エージェントを利用していたとしても、誤字脱字程度は添削してくれるでしょうが、職務経歴書の書き方やどのようにすべきかの添削をしているエージェントは数少ないでしょうし、カスタマイズする必要はないという意見が多いかもしれませんが、私は特にこの買い手市場になった場合はカスタマイズをする必要があると思っています。

その内容について、私自身の職務経歴の代表的なところを公開し、説明していきます。こちらで理解を深めて頂き、最高の提案資料(職務経歴書)を作成して頂ければと思います。

 

【相手のニーズ(企業が求めること)は何かを把握する】

転職サイトの求人情報や転職エージェントから紹介される求人票などにおいて目を向ける点、注目する点からまずは説明していきます。

 

画像2

※上記は架空の会社ですので、一例としてお考えください。リクルートエージェントの求人票フォーマットをお借りします。

 

求職者(転職する人)はその会社が、どんな会社、職種で、必要な能力や経験はどんなことを求められていて、勤務条件(年収や残業はどうか、フレックスタイムはあるかないか)は自分の希望を満たしているのものなのかを確認されると思います。もし、その企業や求人に興味を持ち、ぜひこの案件に応募してみようと思ったとします。

ここからが特に重要で、『仮説を立てること』です。

もう少し具体的に言うと、仕事の内容、組織構成、求める人物タイプ、必須要件よりも尚可条件や歓迎条件などからどんな人が求められているのかの仮説立てることが必要です。

この求人票で私が仮説を立てるとするのであれば、以下の観点で立てます。

画像3

 

「誰にどんな営業をするのか営業スタイル」の仮説

この求人でいきますと、ニーズという言葉が2回出てきており、売上主義ではなく、顧客主義ということも記載されているので、顧客が第一であるということは間違えなさそう。こちらが売りたいものがあったとしてもお客様のニーズを汲み取ることが営業をする上で特に大事であるのではないだろうかという仮説を立てることができます。

「組織やチームの中で自分はどんな役割を担う必要があるのか」の仮説

上司と協働しながら、顧客対応をしていく。また、チームメンバーと協働する協調性が求められているため、確実にひとりで営業するのではなく、チームや組織で仕事をしていくスタイルである。また、組織構成として、マネジャー1名に対し、メンバーが8名でリーダーが1名いる。自分が入ったらどんな立ち位置で入ることになりそうかを考える。例えば、マネジャー1名で、リーダー1名であれば、もう一名リーダーを立てられば、マネジメントもしやすくなるから、リーダー的な役割を担える人が欲しいのではないだろうかを想定する

「改めてこのポジションでは、どんな経験やスキル、志向性を持っている人が必要があるのか」の仮説

具体的な計画を立てて、実行していく。最後まで粘り強く取り組む人を求めている。つまりチームや組織で仕事をしていくスタイルではあるが、その中での自分の役割やミッションについては、自分自ら主体的に計画を立てて実行していくこと、顧客ニーズをキャッチしながら粘り強く取り組むことが必要であるのではないだろうか。

まとめると、今回のこの案件の顧客が求めていることは、以下の通りです。

①営業で大事にしていることは、売上よりも顧客ニーズ

②個人で動くのではなく、上司やチームメンバーと協働していくスタイル

③個人は自らは計画立てから実行まで自立的に行なう

 




 

自分という商品を売り込むための職務経歴書(提案資料)もこれに沿った形で記載する必要

 

【企業から見た時に職務経歴書はどう見られているのか?】

この職務経歴書がどのように見られているのかということもしっかりと把握しておく必要があります。よくあるケースとしては、採用担当者がチェックをして、書類選考を判断する人(採用担当者の場合もありますが、現場の責任者の方などの場合が多いでしょう)しっかり見て欲しいという求職者(転職する側)の気持ちや意向もあるとは思いますが、実際は採用担当者の方も採用だけではなく、他の人事業務を兼務しているケースも多いですし、現場責任者の人は通常の業務をしながらその職務経歴書を見ます。なので、内容盛り盛りの長い職務経歴書は見る余裕すらなく、かつ端的にまとめることができない人だという判断になってしまうため、できるだけ簡潔に記載する必要があります。

そのような状況であれば、職務経歴書をそんなに丁寧に書く必要があるのか?と思われる方もいらっしゃると思いますが、答えはYesです。これは書類選考が通過した場合の面接で重要な役割を担います。基本的に面接時にはその候補者の情報はレジュメ(履歴書と職務経歴書)しかありません。この人はどんな人なのか、どんな経歴で、どんな成果や取り組みをしてきた人なのだろうかということが一番書いてあることが職務経歴書です。『職務経歴書=提案資料』という書き方をしましたが、まさに提案資料の内容が薄かったり、長すぎてしまったりすると、結局伝えたいことが何かが相手はおそらく理解できないですし、よほど面接官が丁寧に質問してくれない限り、面接という限られた時間を有効的に使うことはできません。

書類選考を通過して、面接に進む際にも非常に重要な役割を担いますので、「職務経歴書」をしっかりと書く必要があるということです

 

さて、いよいよ次は実践編です。

【戦略的な職務経歴書の書き方】

 

ネット検索をすれば、色々な書き方が出てきますが、私の場合は、以下を大事にして書いています。※以下の①→④の順番で記載します。

①職務要約(だいたい4〜5行)
②アピールしたい資格を記載
③職務経歴は新しい経歴順(新卒で入った会社が最後)
④具体的な職務経歴を書くポイントはできる限りわかりやすくコンパクトに

 

①職務要約(だいたい4〜5行)

長すぎず、端的にその案件で求めている人が私であるということを伝えることが重要です。

私の売り込みポイントの基本は以下の2つです。

■企画〜マーケから営業(大手クライアント向けの経験がありかつ提案営業ができる)までできること
■マネジメント経験があること

↓以下がオーソドックスな職務経歴書のトップに来る職務要約です。
(私の経歴の一部で、実際に使用していたものです)

旅行会社では約 3 年間、主に高齢者向けのツアーの企画担当として、宿泊施設の仕入れ業務からツアー行程の企画、 新聞や広告などで集客をし、ツアーを実施するまで一連の業務を担当。この業務を通じて、マーケティングに関す る知識を得ました。その後、スポーツトレーナーを経て、リクルートキャリアでは、長く製造業の大手クライアン トを担当する組織に所属し、採用に関する提案から採用決定まで一連の人材紹介の業務を営業、営業マネジャーとして担当。この業務を通じて、目標達成する力とプロジェクトマネジメント力を身に付けました。

 

で、ここは案件によって変える必要があるということです。おさらいですが、再度求人票と相手が求めていることは何かを振り返ります。

【顧客が求めていること(仮説)】
1、営業で大事にしていることは、売上よりも顧客ニーズ
2、個人で動くのではなく、上司やチームメンバーと協働していくスタイル
3、個人は自らは計画立てから実行まで自立的に行なう

 

旅行会社では約 3 年間、主に高齢者向けのツアーの企画担当として、宿泊施設の仕入れ業務からツアー行程の企画、 新聞や広告などで集客をし、ツアーを実施するまで一連の業務を自分自ら計画を立て実行この業務を通じて、自らPDCAを回していく経験を得ることができました。その後、人材会社では、長く製造業の大手クライアン トを担当する組織に所属し、採用に関する提案から採用決定まで一連の人材紹介の業務を営業、営業マネジャーとして担当。この業務を通じて、客ニーズに沿った提案力個を活かしながら協働推進するマネジメント力を身に付けました。

 

というように相手が求めていること、相手のニーズによって書き換えます。これは持っていない経験を持っているというような嘘をついているわけではありません。営業として、売上を上げることも顧客ニーズに沿って提案した経験もどちらももちろんあります。要やどちらを出した方が相手が求めていることに近いのかということを考えて記載する内容を変えるということです。

アピールしたい資格を記載

特別に記載したいスキルや資格などがあれば職務要約の次に記載しておきましょう。※あくまで職務経歴書の上から順番に目を通していき、最後まで読まれない可能性がある前提です。

 

③職務経歴は新しい経歴順(新卒で入った会社が最後)

※3社目から順番記載

株式会社リクルートキャリア【旧:株式会社リクルートエージェント】
(正社員)(● 年● 月~● 年 ● 月)
資本金 6 億 4 千万円 従業員数 3,508 名
事業内容:人材採用広告事業、斡旋事業、選考支援事業

◆職務領域
1. ●支社にて、〇〇担当  ●年 ● 月~● 年 ● 月
2. 東京本社にて、〇〇担当グループ マネジメント

◆担当業務
人材紹介サービスの主にクライアントにおける採用充足・採用課題に対する提案および母集団形成活動から採用決定までの一連の業務すべてを担当。日本を代表する大手製造業のクライアント(年間採用人数 100 名程度)を複数社担当。マネジメントでは部下 15 名を持ち、主に関東の製造業のクライアントに関する同業務を担当。

◆実績
・クライアントの社史および経営計画、クライアントから得た情報などを通じて、クライアントの過去・現在・未 来を深く知ること、また、大手の場合は特に組織が複雑で、採用の決裁者の設定および接点をとること自体が難し い中で、組織ごとの力関係や役職上位者へのアプローチなどを行ないながら、クライアントとの関係性を構築することで、最初に相談される採用パートナーという立場に複数社で立つことができ、その成果として売上業績については、2011 年度第 3 四半期~2013 年度第 2 四半期まで 8 四半期連続で売上目標を達成 (四半期の売上金額平均:5,500 万、2012 年度下半期、2013 年度上半期は関西営業部 MVP を獲得)
・大手製造業のクライアントにおいて、年間120名計画に対し、リクルートキャリアのサービスでは採用充足は不可能と考え、採用を一括するサービス(RPO)を提案し、受注。専任リクルーターとして、AGENTマネジメントを含む全体のプロジェクトマネジメントをすることで、年間計画の 120 名を完全充足させることに成功。
・マネジメントでは、若手の育成から将来のマネジャー候補まで多くのメンバーをマネジメントする。特にそれぞれの強み・弱みを特定し、半期ごとに明確な能力開発テーマとミッションを設定。その成果として、新卒 2 年目のメンバーを約 1000 名から選べる全社 MVP、2名をマネジャーに昇格させることに成功。

その下に2社目→1社目と続きます。流れとしては、以下の通りです。

■どんな会社にいたか(在籍当時ではなく、最新の会社概要情報を書く)
■どんな役割を担う組織にいたのか
■個人の役割はどんなことだったのか
■具体的な実績

 

ここでも職務要約と同じように相手が求めていることによって内容を変えたりします。また、職務経歴を新しい経歴から順番に書き、新卒が最後という書き方をするのはなぜかということ、シンプルに書類の上から順番に書類選考をする人が見るからです。つまり後半にいけばいくほど、見ていたとしても集中力は切れますし、最後まで目を通されない可能性だってあります。新卒から順番に書いていたら一番見て欲しいところまでたどり着かない可能性があります。その観点で、よくテンプレなどには、最後に自己PRなどを書く欄がありますが、私は基本的に書きません。もし、経歴やスキルとして絶対に見て欲しいことがあるのであれば、職務要約の次に、これまでの経験やスキルという欄を作って記載しましょう。

 

職務経歴書の重要性や書き方についての理解は深まりましたでしょうか。これが正解ということはありませんが、相手が何を求めているかということについては、場合によってはあまり求人票に記載がない場合もあるかもしれません。ただ、企業ホームページなどの企業理念や経営計画、採用ページや新卒採用記事など、インターネットで情報収集しようと思えばいくらでも情報を得ることができます。この買い手市場時代に必要なのは、自分で情報収集をして、その少ない情報から仮説を立てて、その仮説に基づいて、自分という商品を売っていくことです。その商品を売り出すための重要な提案資料が「職務経歴書」ですので、ぜひ磨き込んでください。

直接、職務経歴書の添削も行なっております。

直接の職務経歴書の添削は『こちら

 




最新情報をチェックしよう!
>【約2万文字】不況期でも転職活動成功のためのバイブル完全保存版 〜全14章〜

【約2万文字】不況期でも転職活動成功のためのバイブル完全保存版 〜全14章〜

転職活動をはじめる前の準備段階からどのように活動を進めれば良いか、転職エージェントのビジネスモデルや裏側などもお伝えをしながら、もう主流となりつつあるWEB面接の対策、そして内定から退職、入社を迎えるまで、私が持っているノウハウをすべて盛り込んだ内容となっております。

CTR IMG